些事 サリエリの宝具について
『サリエーリ モーツァルトに消された宮廷楽長』(著者 水谷 彰良 発行 音楽之友社 2004年 第一刷) を引用しています。
以下、「サリエーリ」と表記。
宝具名について
- FGO宝具名 「至高の神よ、我を憐れみたまえ (ディオ・サンティシモ・ミゼルコディア・ディ・ミ)」
- 「サリエーリ」(p276)【一八二四年】一月、サリエーリは次の言葉を書いたとされる――「至聖の神よ! 我を哀れみ給え Dio santissimo! Misericordia di me」
「我を哀れみ給え」の言い回し自体はキリスト教の祈りで用いられている。
参考 大阪ハリストス正教会の解説 イイススの祈り
- ラテン語の祈り Domine Iesu Christe, Fili Dei, miserere mei, peccatoris.
- イタリア語(サリエーリ) Misericordia di me
下線部はどちらも「我を哀れみ給え」という風に翻訳するのが慣例となっている為、あえて捻った翻訳をしない限りは訳として一致するのは自然な事だ。
前半の「 Dio santissimo!」・・・・「santissimo」=「最も神聖な(-issimoで最上級)」、「dio」=神。
翻訳を参考にした可能性は大いにあるが、多少の知識がある人が翻訳すれば(直訳ならば)こうなるであろう、と判断する。剽窃ではない・・・と思う。
この「サリエーリ」を参考にして「サーヴァントとしてのアントニオ・サリエリを作成した」という証拠にはなるかもしれないが・・・。